出身地の宇部市吉部地区の郷土料理『ゆうれい寿司』がＴＶ取材を受けるということで、見学をしました。
海から遠い山間のため魚の代わりに山菜類を使った具を酢飯でサンドした押し寿司を地域の行事等で振る舞っていたものですが、白い酢飯を『ゆうれい』と例えて名付けられたのが云われです。
現在では、ハダカ鰯と柚子で味付けした白い酢飯を上段に、下段には上段の酢飯に根菜や山菜等を加えた混ぜ寿司を使っており、サンドされる具はシイタケ等の山菜の甘辛煮と彩りに錦糸卵や桃色でんぷん等を使ったものにアレンジしています。
魅力は、名前の通りの上段の白い酢飯と横面の色華やかさ、ハダカ鰯・しいたけ等の根菜山菜からでる旨味のハーモニー、暑い今時期でも食欲を掻き立てる柚子の香りです。
パブリシティですので調理者側の意図通りの宣伝効果があるかどうかはわかりませんが、楽しく取材される姿を見てＳＰＣ（サービス・プロフィット・チェーン）は得られるように感じました。
オンエアを楽しみにしたいと思います。