国が検討している『事業成長担保権』をテーマに先輩中小企業診断士主催の勉強会に参加しました。
現在の担保権は不動産等が中心であり、ベンチャー企業等にとっては担保もないため資金確保が出来ないことがあります。ベンチャーキャピタルでは資本が対象になりますが、『事業成長担保権』は資金であり経営者にとって魅力には見えます。また、金融機関にとっては担保の対象が増えることで融資し易くなります。
以上が理屈付けと思いますが、運用面では数多の問題があること予想されます。制度設計等の詳細が分からない状態ではありますが、運用面の問題と課題等をメンバー間で意見交換をしました。実際は先輩諸氏の意見を聞くだけの状態でしたが、多くの観点があることを学ぶ機会となりました。
実際に運用を含め具体化した際には、じっくりと意見交換等をしたいテーマです。
また印象的だったのがイメージが具体化出来ている方の行動です。ホワイトボードに頭にあることを『見える化』されました。これによりその他メンバーの頭も整理されたように感じましたし、議論の発散も抑えられたように思いました。今回テーマに関係ありませんが、中小企業診断士としてやるべき行動を再認識する場面でした。
起業して半年が過ぎましたが、『初志を忘れないように!』と戒めてもらった時間でした。