先日、県診断士協会の勉強会で名刺交換した先輩診断士が主催される個別勉強会にお誘いを受け、初参加しました。
今回テーマは『産業振興に関する宇部市の取組み』です。経営者や金融関係を含めザックバランに意見交換する機会で
有意義なものでした。
そんな中感じたことは『課題整理の難しさ』と『PDCAサイクルを回す期間の最適化』です。
対象が広いこともあり、問題点の影響等が曖昧ななかでの仮設設定では課題整理も難しくなっていると感じました。一方で、PDCAが『予算』等の関係もあり1サイクルの設定長く、『仮説』に相応の精度を求められることも感じました。
前職では『高速PDCA』『最遅でも1サイクル2週』とよく言ってました。業務が月単位のものがありましたので、一度は改善結果をみたいとの想いから1サイクルの最遅期間を設定していました。仮説設定や課題整理が難しいなら『まず。やってみる』ことで動かすこともありましたが、行政では難しいようです。
また、内容も百花繚乱でした。政治判断の部分がありますが、優先順位を決めることも重要に思いました。
行政に限らず、経営も同じことが言える場面がありますので、いろんな意見に遭遇できた有意義な勉強会でした。