山陽小野田市の市民ゴルフ大会に参加し、少しご年配の方と一緒にラウンドしました。
その方の話し方の特徴の一つは『~ということですかいね？』と話し手の言葉を反復して確認されることです。反復により話し手との共感が得られますし、誤解の有無を確認されている感じでした。また、要約の際の例えが絶妙で見識の広さも感じました。
また、ルールに明るい方である事例を体現して教えてもらいました。言葉だけでなく、動作で伝えられたので理解が深まりました。更に細かな注意点も教えてもらったのですが、その際にはこちらに『反復』を促すようにちょっとした問いかけをされていました。これにより誤解の有無の確認も出来ますし、問いかけられた方はもう一度認識の整理をすることになると感じました。
有意義な時間を過ごせた訳ですが、一つ目の『反復』により親近感と信頼が生じたことで、二つ目のルールについても素直に聞けたようにも感じます。
組織においてコミュニケーションの活性化は重要ですし、効率化が必要です。コミュニケーションには『心理的安全性を確保するための共通目的』『受け手の行動が変わるような情報の出し方』『出し手が評価できるような理解・行動』の成立要件があります。今回の経験はまさに成立要件が揃っていますし、その揃え方との観点からもその年配の方の行動は参考にできるものでした。
趣味の時間の過ごし方は第一目標はリフレッシュです。リフレッシュすることで新たに感じられることがあると再認識した一日でした。